「そろそろひな餌を卒業かな?」
ヒナを育てていると、必ずやってくるのが、ひな餌から大人のごはんへの切り替え時期です。
でも、この時期は意外と分かりにくいもの。
昨日は自分でしっかり食べていたのに、今日はあまり食べない。
「もうひとり餌になったかな?」と思ったら、またひな餌を欲しがる。
そんなこともよくあります。
大切なのは、食べ方や体重を見ながら、少しずつ切り替えていくことです。
まずは自分で食べる練習が必要です。
ひとり餌への切り替えを始める頃になったら、ケージの中に大人用の餌を用意します。
鳥っちょでは、最初は撒き餌+浅いお皿から始めます。
お皿は、深い餌入れよりも、醤油皿のような平たくて浅いものがおすすめです。
餌が見えやすく、まだ餌入れの使い方がよく分からないヒナでもついばみやすくなります。

ケージの床にも少量の餌を撒いておくと、歩きながら自然につついて、食べる練習ができます。
ただし、床の餌はフンなどで汚れやすいので、こまめに交換してください。

ヒナは餌をつついたり、くわえたり、落としたり、遊びながら、少しずつ食べ方を覚えていきます。
なので、餌をつついている姿だけで「もう大丈夫」と判断せず、
- 餌が実際に減っているか
- フンがきちんと出ているか
- 体重がどう変化しているか
も一緒に見てあげます。
【差し餌終わり頃 あるある】
昨日は食べたのに、今日は食べない。
ひとり餌への切り替え時期は、食べ方にムラが出ることがあります。
昨日はしっかり食べていたのに、今日はあまり食べない。
そして次の日には、また普通に食べる。
そんなふうに、食べる → 食べない → また食べる
を繰り返しながら、少しずつ安定していく子もいます。
一日しっかり食べたからといって、すぐにひな餌を全部やめないようにしましょう。
【いつ挿し餌を減らす?】
自分で食べる量が増えてきたら、ひな餌を一気にやめるのではなく、少しずつ回数を減らしていきます。
たとえば朝・昼・夜の3回食べている子なら、まず日中の1回を減らして様子を見ます。
体重は毎日チェック!
ひとり餌への切り替え時期は、できれば毎日、同じ時間帯・同じ条件で体重を測ります。
一日ごとの数字だけで判断するのではなく、数日間の流れを見ることが大切です。
人間の都合で、「もうこの時期だから終わり!」と決めるのではなく、その子が自分でしっかり食べられるようになるまで見守ってあげることが大切です。
【ひとり餌になる頃の変化】
この頃は飛ぶようになり、体も少しシュッと引き締まってきます。
体重が少し減り、ヒナの頃のふっくらした体つきから、そのうが小さくなり、飛行しやすい体型になってきます。
この時期に多少体重が落ちること自体は珍しくありません。
ただし、「ひとり餌になる時期だから、どんどん痩せても大丈夫」ではありません。
体重が減り続ける場合や、食欲・元気・フンの様子がおかしい場合は注意が必要です。
食べたり、食べなかったりしながら、少しずつ大人のごはんを覚えていきます。
焦らず、その子のペースを見ながら進めてあげてくださいね。