昨日まで普通に手に乗っていたのに、突然ガブッ。
「え?なんで?」
「昨日まで仲良しだったよね?」(涙目)
インコあるあるです。

インコに噛まれると、痛いのもあるけれど、
「嫌われたのかな?」とショックを受ける方も多いです。
でも、まず知っておいてほしいのは、 噛む=嫌い、ではありません。
鳥さんにとって、くちばしは「手」でもあり、「口」でもあり、「気持ちを伝える道具」でもあります。
「今はやめて」
「そこは触らないで」
「これは僕の場所」
「ちょっと怖い」
人間なら言葉で伝えられることを、鳥さんはくちばしで伝えることがあります。
急に性格が変わった?
若い鳥さんは、成長とともに自己主張がはっきりしてくることがあります。
小さい頃は何をしても平気だったのに、
「今日はイヤ」
「そこは触らないで」
と言うようになる。
よく「反抗期」と言われたりしますが、鳥種や個体差もあります。
悪い子になったわけではなく、自分の意思が出てきた。と考えてあげると、少し見方が変わります。
「噛むから慣らさなきゃ」は逆効果になることも。
噛まれるようになると、
「手に慣れさせなきゃ」「もっと触らなきゃ」と頑張ってしまう方もいます。
でも、鳥さんが嫌がっているところへ何度も手を出すと、
手=嫌なもの になってしまうこともあります。
そんな時は、いったん手に乗せることにこだわらなくて大丈夫。
名前を呼ぶ。
近くで話しかける。
おもちゃで遊ぶ。
好きなおやつを使う。
仲良くなる方法は、手に乗ることだけではありません。
噛まれた時の「痛ーーい!」はほどほどに(難しいけど…)
ただ、大きな声を出したり、大きく手を動かしたりすると、その反応を面白がってしまう子もいます。
できるだけ落ち着いて対応しましょう。
(もちろん、血が出ても我慢しましょう!という意味ではありません。無理はしないでね)
噛まれたら「何をされた直後だった?」を考えてみます。これ、意外と大切です。
・頭を触ろうとした
・ケージに手を入れた
・お気に入りのおもちゃを取ろうとした
・眠そうな時だった
噛んだことだけを見るのではなく、その直前に何があったかを見ると、理由が分かることがあります。
「この子、噛む子なんです」で終わらせるより、
「この時に噛みやすいんだな」が分かると、付き合い方もずっと楽になります。
噛むのも、その子なりの会話かもしれません。
鳥さんと暮らしていると、昨日はベタベタだったのに、今日は知らん顔。そんな日もあります。
人間だって、今日は一人でいたい日がありますよね。
だから、噛まれた=嫌われた とすぐに決めなくて大丈夫。
「今日は何がイヤだったのかな?」くらいの気持ちで見てみてください。
鳥さんの小さなサインが分かってくると、噛まれる回数を減らすヒントも見つかってきます。
鳥との暮らしは、言葉のない会話の積み重ねです。
そこがまた、面白いところなんですよね。
